埼玉県、川口市の浄化槽、浄化槽清掃、定期点検

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浄化槽、定期保守、保守点検
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とっても大事!浄化槽の定期点検が河川の水質を守る!

定期的な点検と浄化槽管理が長持ちの秘訣!

浄化槽は放っておくとにおいや悪臭が発生してきます。
法律で規定されているように、年に数回、定期的な点検や保守を行わなければなりません。

とはいっても、いつ、どのぐらいの頻度で、浄化槽の清掃や点検、保守を行わなければならないのか?そもそも保守点検のタイミングをしっかりと覚えておくことは難しいと思います。

私どもとご契約いただいているお客様には、必要なタイミングでこちらから、定期点検、保守点検のご案内をさせていただきますので、お客様は何もする必要はございません。お電話で日程だけ決めさせていただければ大丈夫です。

それでは、実際にどのような仕事を定期点検で行っているかをご紹介いたします。

浄化槽の微生物に元気を与えます!

マンホールの蓋をあけて浄化槽の状況を確認します。
各装置が正常に作動していることを確認したら、浄化槽内にいる酸素が大好きな微生物に空気を送ってあげます。微生物が元気に働いてくれることが、においや悪臭を消して、汚水をきれいな水に変えてくれるからです。

そして、浄化槽の底に溜まった汚泥をかき混ぜることで、汚れが底に溜まることを防ぎます。

定期的に点検や保守を行うことで、においや悪臭、排水の汚れを取り除くことができるので、とても大事な作業です。



一般的には何をやっているのかわからない。本当に必要なのかどうかわからない作業と思われがちですが、法律で必要と判断されるぐらい、とても大事な点検なのです。

浄化槽から出てくる水の透明度を測定!

浄化槽から排出される水は、そのまま河川等に流されるので、きれいでなくてはなりません。
まずは、排水の透明度を確認します。専用の透明度を測定する機器を使います。日本酒の透明度を確認するときに、底についたバツ印の見え方で透明度を判断しますが、そんなイメージを持ってもらえばわかりやすいと思います。
法律で規定された透明度に収まっていれば、目に見える汚れはきれいになっているということです。

酸素も浄化槽内の微生物活動に影響を与えます

続いて、室内の水温を測定します。水温があらゆる指標の基本になるので、水温確認は欠かせません。浄化槽は深さがあるので、専用の測定器が必要です。
また、微生物がしっかりと働ける酸素が供給されているか、それも測定が必要です。
浄化槽内の酸素量が足りないと、微生物が活動できず、汚泥がきれいなりません。それが悪臭やにおいの原因になり、河川の汚れにもつながってしまいます。

水素イオン濃度(pH)を測定

さらに、水素イオン濃度(pH)を測定します。水素イオンが多すぎたりすると、酸性になるので、良い環境とは言えません。逆に少なすぎてもダメです。
適正な水素イオン濃度になっていることを確認することは、きれいな水を排水するために重要です。もし問題があれば、その原因を解明し、専用の薬剤等で管理を行う必要もあるでしょう。

河川の汚れの天敵です、窒素除去のチェック!

最後に、窒素がしっかりと除去できているのかを測定します。窒素は河川をはじめとする水質汚染の原因となる物質です。窒素が多すぎると、河川が濁り、汚れてしまいます。
ご家庭から排水される水が、しっかりと窒素を除去(脱窒)できていれば、きれいな水として排水されているということです。
ここまでしっかりとチェックをすれば、においや悪臭など発生するはずがありませんので安心してください!

消毒剤を投入すれば定期点検完了です

浄化槽から河川に流す水を強力に消毒してくれる、専用の消毒剤があります。この消毒薬を定期的に交換してあげることで、常に排水をきれいな状態に保つことができます。
みなさまが定期的に浄化槽の点検をしていただけるおかげで、地域の河川もきれいになり、住みやすい環境が守られるのです。
わたくしどもは、その思いを裏切らないよう、埼玉県の水環境をしっかりと守っていきたいと思っています。

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